これから、どんどんクラスについては書いていくつもりです。
Drafting 1 Instructor: Sally
このクラスは忘れもしない、ダウンタウンのHow Streetにある薄暗いビルの5階?のドラフィティングボードがたくさん並んだ部屋で始まりました。
誰一人知らない教室、9月スタートのドラフティング1のクラスには25名ほどさまざまな人種が混ざっていました。ここで、これから始まるデザインの基本中の基本製図を学ぶわけです。製図といっても、この時代(1998年)にはもちろんCADが普及している時代なんですが、まずは手書の基本を学びました。線の引き方にしろ、ここで勉強する手書きの基本は後々すごく重要になってくるんです。
まずは、1つづつ道具の説明をしてみますね。
図面を描く、メカニカルペンシルさまざまな濃さ、太さ、色の異なる芯を入れて図面を書くことが可能です。長い芯を入れて、シャープペンシルのように上のキャップを押すと芯を抑えているチャックが広がって芯が出てきます。
製図初心者のこのクラスではまず、”F” (HBとかAB、Bなど鉛筆の芯の硬さを表す)を使用しました。“F”は非常に硬い芯で筆圧を強くいれないと色がつかないタイプです。
これがその芯が入っているケースです。
そして、このメカニカルペンシルを削る道具がこれ。
芯を長めにチャックから出して、この煙突の中に差し込みクルクル回します。中に刃がついていて、芯の削りカスがたまる仕組みなんです。鉛筆のように木の削りかすが出てくるわけではないので、芯カスはレンダリングの際のぼかしとしても利用できますね。(基本、手で擦ると周りも黒く汚れてしまうので注意!)
ラベリングレターを書くときのガイドラインを引くときに使用するものです。真ん中の円をまわすと、中の穴の位置が移動します。これをドラフティングボードの並行定規にセットして小さな穴に芯先をいれ左から右に引っ張り線をひきます。そのまま定規をを動かさず、次の穴に芯先をいれ同じように線を引きます。これで、ラベリングしたい箇所に上下均等なガイドラインがうっすら引けるわけです。レターを入れる際は、これをひっくりかえし垂直になっているほうを文字の垂直方向の定規として使用します。 すぐれものです!
次にドラフティングマットとT-スクエアA-1サイズのドラフティングボードを購入する人もいましたが、留学生だった私はそこに定住するつもりもなかったので、サイズの大きいものはなるべく学校のボードで作業し、それ以外はこのマットをドームの机に貼りつけて、T-スクエアでドラフティングボード代わりに使用していました。これで結構、十分使えましたよ。学生さんで、ドラフティングボードが高くて買うのが難しい方はこういう方法もいいかと思います。マットの値段は忘れましたが、A-1サイズを画材屋さんで半分にカットしてもらいクラスメイトと半分つづ購入しました。 (マットは上記のメカニアルペンシルの下に敷いてあるグリーンのものです)
トライアングルスケール、日本では”三スケ”とみんな呼んでますね。三角スケール、もちろん単位はインチです。カナダでは、Architectual(インチ単位)、Metrics(ミリ単位)の両方が各分野で使用されています。面白いことに、分野ごとに使用単位が違うんです。ちなみに、インテリアデザインはインチ単位なので、スケールもほぼアーキテクチャルで図面もこの単位で表されます。 ただし、インテリアデザインのなかでも精度が要求されるミルワーク(家具図)にはメトリックスが適応されている場合があります。スケール(縮尺)ですが、メトリックスの場合はアーキティチャルの場合はとなっています。日本からやってきた私にとって最初はアーキテクチャルの単位での作業にされるのは大変でした。とはいえ、日本でインテリアデザインや建築を勉強してから行ったわけではないので、違和感なく取り込むことができました。今となっては、インチの縮尺もアレルギーなく見れます。
これは、図面の上の汚れをはく刷毛です。
それから、トランアングルスケール、三角定規2つ。垂直三角形と二等辺三角形の2種類が必要なのは、オブリークと *** を書くときに必須だからです。
こんなカーブした定規もつかいました。用途は、電気図などを書くときにカーブした配線を表すのに使います。
トレーシングペーパー日本に帰ってきてからはあまりみかけないのですが、ベラムより薄く透過性があり安いです。ロール状で売られているのが一般的です。とにかく、スペースデザインを始めたらとにかくたくさん消費します。インストラクターに”これは、ケチるな。たくさん使いなさい。”とよく言われたものです。
そして、ベラム。トレーシングペーパーで練りに練ったデザインを清書する紙です。トレーシングペーパーよりも厚く、上質です。もちろん、値段も高いです。日本ではこれが下書きの段階からよくつかわれているような感じです。(もったいないな・・・)
マスキング写真
すみませんありませんでした^_^;
皆さんご存知のマスキングテープ図面をマットに固定するのに使用します。スペースプランニングやグラフィックレンダリングをする際は、紙を何枚も重ねるのに必需品です。デザインツールストアで買うと高いので、もっぱら私は日本で言う百均のようなダラーストアで買っていました。